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暗号化って何?

社外に持ち出すパソコンの紛失や盗難によるデータ... 暗号化の種類には、「共通鍵暗号方式(処理速度が速い)」「公開鍵暗号方式(やり取りする相手ごとに異なる鍵を用意する必要がない)」「ハイブリッド暗号方式(安全性と高速処理の両立)」などがあります。

公開鍵暗号方式って何?

公開鍵暗号方式は、暗号用と復号用の鍵を別々に用意する方式 です。 まず、データ受信者が2つの鍵を作成します。 そして、暗号用の鍵(公開鍵)だけを一般公開します。 公開鍵は、誰もが入手可能です。 公開鍵でできるのは暗号化だけであるため、鍵が第三者の手に渡っても問題はありません。 データ送信側は、送りたいデータを公開鍵で暗号化します。 データを受け取った受信者は、自身がもつ復号用の秘密鍵でデータを復号できます。 公開鍵暗号方式の特徴は、 やり取りする相手ごとに異なる鍵を用意する必要がない ことです。 複数名で暗号化データのやり取りを行う場合に、重宝するでしょう。 また、共通鍵暗号方式と異なり復号用の鍵を送信者から受信者に渡す必要がなく、第三者に盗まれるリスクがありません。

暗号アルゴリズムって何?

暗号アルゴリズムとは、暗号化のやり方のことです。 例えば、「ABC」を「BCD」に暗号化した場合は、「アルファベット順に後ろにずらす」のがアルゴリズムといえます。 共通鍵暗号方式の代表的な暗号アルゴリズムは、以下の3種類です。 なお、鍵長(ビット数で表される鍵の長さ)が長いほど、暗号強度が高まります。 56bitの鍵を使った方式です。 簡単に解読されるリスクがあるため、現在は推奨されていません。 40~256bitの鍵を使った方式です。 2015年に解読法が公開されたため、現在は推奨されていません。 128・192・256bitの鍵を使った方式です。 DESに代わる暗号アルゴリズムとして登場し、高い安全性を誇ります。 SSL暗号化通信などに使われています。

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